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ご挨拶

 2011(平成23)年7月に第三代 代表取締役に就任致しました篠田 秀樹でございます。
 私は1961(昭和36)年生まれの63歳。1984(昭和59)年から24年間ゼネコンに勤務、2008(平成20)年4月に株式会社日興社に入社しました。ゼネコン時代は主に経理畑でしたので、シーリングの奥深さを実感しつつまだまだ勉強中です。
 2011(平成23)年9月に先代(第二代代表取締役)の父正巳が、2020(令和2)年6月には常務取締役の妻朋子が他界致しました。生前の皆様のご厚情に御礼申し上げます。今迄築いて参りました信頼と実績をこれからも大事にしつつ、苦境に強い新生株式会社日興社を築いて参ります。
 新型コロナウィルスの影響は昨年5月の5類への移行により大分沈静化しましたが、いまだ続くロシアによるウクライナ侵攻が外的要因として建設業界に大きな影響を及ぼしています。
また元日に発生した能登半島大地震による建材メーカーへの打撃も新たな懸念材料です。
 それに加え、主要材料に加え副資材も含め、2022年一斉に2度に渡り大幅な値上げとなりました。2024年問題は建設業界全体では資機材の運搬に大きな影響があります。今まで当たり前に届いていた物が届かない、締切りが厳格になる等見えない影響も大きいです。こういった複合要因で今まで経験したことのない苦境に立たされています。更に昨年10月から開始された「インボイス制度」は益税の恩恵を受けていた主に一人親方を直撃しています。
 東京近郊の工事はこれからも3年近くは超大型の再開発案件を中心に比較的潤沢です。しかし工事の超大型化に伴い、工事の波が益々大きくなっている上に、当社の様な専門工事会社への発注単価全く改善しません。労務費高騰だけでなく、高齢化を含む労働者不足は深刻な問題で、材料・副資材もの値上もあり、建築業界、特にシーリング業界を取り巻く環境は厳しくなる一方です。
 自助努力を継続し、元請であるゼネコン・サッシ会社・ガラス会社各位のご協力を得て、最終的に発注者様の生活・財産を守るシーリング工事を、高品質で安全に且つ工期厳守で施工して参ります。これからも「株式会社日興社」をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

    2024(令和6)年1月1日

    株式会社 日 興 社  代表取締役 篠田 秀樹